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バス酔いの対処法|酔ってしまったときの応急処置と乗車前・乗車中の予防策

2026年07月31日 バス酔いの対処法|酔ってしまったときの応急処置と乗車前・乗車中の予防策
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バスで気分が悪くなったときは、我慢せず、まず周囲の方や添乗員などへ伝えましょう。目を閉じるか遠くの景色を見て、頭をできるだけ動かさず、楽な姿勢で休みます。衣服の締め付けを緩め、可能であれば換気することも一つの方法です。

酔い止めを使用する場合は、手元にある製品の説明書を確認し、用法・用量どおりに服用してください。酔ってから服用できるかどうかは製品によって異なります。

今回は、バス酔いしたときにまず行いたい対処法と、乗車前・乗車中の予防策を解説します。いざというときに落ち着いて行動できるよう、ぜひ参考にしてみてください。

目次

バス酔いしたときの対処法早見表

症状が出たときは、次の順番で無理なく対処しましょう。各項目の方法は、この後で詳しく説明します。

順番 行うこと ポイント
1 周囲へ伝える 同乗者、添乗員、乗務員などへ早めに知らせる
2 目を閉じる、または遠くを見る スマホや読書をやめ、視覚への刺激を減らす
3 頭を固定する 背もたれやヘッドレストを使い、無理のない姿勢を取る
4 衣服を緩め、可能であれば換気する ベルトや襟元を緩め、においや暑さを避ける
5 使用できる酔い止めを確認する 製品説明書の用法・用量、年齢、服用時点を確認する
6 エチケット袋を準備する 吐き気がある場合は手の届く場所に用意する

走行中は、気分が悪くても席を立たないでください。気分が悪くなったら、早めに同乗者や添乗員へ伝えましょう。停車の可否は、道路状況や運行計画を踏まえて乗務員が判断します。

バスで乗り物酔いをする原因

バス酔いは、目から入る情報と内耳が感じる揺れのずれに、体調や車内環境などの要因が重なることで起こりやすくなります。主な要因は以下のとおりです。

  • 内耳が感じる揺れと視覚情報のずれ
  • 疲労や睡眠不足
  • 緊張やストレスなどの心理的要因
  • 車内のにおいや温度などの刺激
  • 極端な空腹・満腹
  • 読書・スマホ・ゲームなど近くを見続ける行動

当てはまる要因を乗車前から減らすことが、バス酔いの予防につながります。

バスで酔ったときに行う6つの対処法

1. 周囲の方や添乗員などへ伝える

気分が悪くなった段階で、近くの方や添乗員などへ伝えましょう。必要に応じて、エチケット袋や水を受け取ったり、休憩時に外の空気を吸ったりできるよう準備します。運転手へ伝える場合も、走行中に席を立たず、同乗者や添乗員を通じて知らせてください。

2. 目を閉じるか、遠くの景色を見る

スマホ、ゲーム、読書などをやめ、視覚への刺激を減らします。窓の外を見られる場合は、近くを流れる景色ではなく、空や遠くの山など、動きが比較的少ない場所を見るとよいでしょう。外を見ることがつらい場合は、無理をせず目を閉じて休みます。

3. 頭をできるだけ動かさず、楽な姿勢を取る

背もたれやヘッドレスト、ネックピローなどを利用し、頭が左右に揺れにくい姿勢を取ります。周囲へ一声かけたうえでリクライニングを調整できる場合は、無理のない角度で休みましょう。

4. 衣服の締め付けを緩め、可能であれば換気する

ベルト、襟元、ネクタイなどの締め付けを緩めます。車内のにおいや暑さが気になる場合は、空調を調整できるか周囲へ相談しましょう。窓を開けられない車両もあるため、乗務員の案内に従ってください。

5. 使用できる酔い止めを説明書どおりに服用する

酔ってから服用できる酔い止めもありますが、すべての製品に共通するわけではありません。製品説明書で服用時点、用法・用量、年齢、服用間隔などを確認してください。

6. 吐き気がある場合はエチケット袋を準備する

吐き気が強い場合は、エチケット袋をすぐ使える場所に用意します。吐いてしまったときは、無理に自分だけで処理せず、同乗者や添乗員などへ知らせてください。処理方法や車内設備は、運行会社によって異なります。

症状が強い、または長く続く場合の注意

激しい頭痛、意識がもうろうとする、繰り返し嘔吐する、脱水が疑われるなど、通常の乗り物酔いとは異なる強い症状がある場合は、周囲へ速やかに伝えてください。下車後も症状が長く続く場合は、医療機関への相談をご検討ください。

バス酔いしにくい席・しやすい席

一般的には、揺れが比較的少なく、進行方向や遠くの景色を確認しやすい席が選ばれています。ただし、車種、道路状況、座席位置、体調によって感じ方が異なり、「この席なら必ず酔わない」とは言い切れません。

座席 特徴 選ぶときのポイント
前方 進行方向や遠くの景色を確認しやすい カーブが多い道では横揺れを感じる場合もある
中央付近 車両の前後方向の揺れを比較的感じにくいことがある タイヤの真上は路面の振動を感じやすい場合がある
後方 前方より揺れを大きく感じる場合がある 車酔いが不安な方は、可能であれば避ける
窓側 遠くの景色を見やすい 景色を見るとつらい方は、目を閉じて休む

席の希望がある場合は、予約時や座席決めの段階で早めに伝えましょう。貸切バスの幹事の方は、車酔いしやすい方の希望を事前に確認しておくと安心です。

【乗車前】のバス酔い対策

酔い止めは製品説明書に従って飲む

酔い止めは、製品によって成分、対象年齢、服用するタイミング、服用回数が異なります。「乗車の30分〜1時間前」「酔った後にも服用できる」といった条件が、すべての製品に当てはまるわけではありません。製品説明書の用法・用量を確認し、不明点がある場合は医師や薬剤師へご相談ください。

空腹状態や満腹状態を避ける

乗車前は、極端な空腹や満腹を避け、消化しやすいものを無理のない量で食べましょう。脂っこいものや刺激の強い食事、飲酒は控えると安心です。

前日は十分な睡眠を取る

疲労や睡眠不足は、乗り物酔いの症状に影響することがあります。前日は十分な睡眠を取り、体調を整えておきましょう。

体を締め付けない服装で乗車する

ベルトや襟元の締め付けが少なく、温度調整しやすい服装がおすすめです。カーディガンやストールなどを用意しておくと、車内温度に対応しやすくなります。

【乗車中】のバス酔い対策

眠れる場合は頭が揺れないよう固定して休む

背もたれやネックピローを利用して、頭が揺れにくい姿勢を取りましょう。周囲へ一声かけ、無理のない範囲でリクライニングを調整します。

読書やスマホの操作など近距離を見ることを避ける

読書やスマホ、ゲームなどをやめ、遠くを見るか目を閉じて休みます。窓の外を見る場合は、近くを流れる建物ではなく、山や空など遠くの景色を見ましょう。

休憩時は外気に当たり、水分を少量ずつ取る

休憩時は安全な場所で外気に当たり、体調に合わせて水分を少量ずつ取りましょう。予定外の停車には対応できない場合があるため、気分が悪くなったら早めに周囲へ伝えることが大切です。

食べ物・飲み物は気分転換として取り入れる

キャンディ、ガム、水、炭酸水、しょうがを含む飲み物などが、口の中をさっぱりさせたり、気分転換に役立ったりすることがあります。ただし、感じ方には個人差があり、酔い止めの代わりになるものではありません。一度に多く摂らず、体調に合わせて少量ずつ取り入れましょう。

乗り物酔いに効くとされるツボ

手首周辺のツボを刺激すると、気分転換につながることがあります。ただし、効果には個人差があり、症状が強い場合は無理をせず周囲へ伝えて休みましょう。

手のツボ 場所 刺激するときの目安
内関(ないかん) 手首の付け根からひじ側に指3本分ほど進んだ中央付近 痛くない程度に、ゆっくり押す
外関(がいかん) 手の甲側で、内関の反対側にあたる付近 体調に合わせ、無理のない強さで刺激する

ツボ押しは気分転換の一つとして取り入れ、症状が強い場合は我慢せず周囲へ伝えて休んでください。

貸切バスの幹事ができるバス酔い対策

幹事が乗車前に参加者の希望と必要な備品を確認しておくと、体調不良が起きた際に対応しやすくなります。

  • 車酔いしやすい方に座席希望を確認する
  • 前方や窓側など、希望に近い座席を調整する
  • 行程に無理のない休憩を組み込む
  • エチケット袋、ティッシュ、水などを準備する
  • 体調が悪くなった際の伝え方を乗車前に共有する

休憩を増やしたい場合は、見積り・予約時に希望場所を相談しておきましょう。当日の追加は、道路状況や運行計画によって対応できないことがあります。

バス酔いに関するよくある質問

酔い止めの服用、座席の選び方、吐いてしまった場合の対応など、バス酔いについてよく寄せられる質問に回答します。

Q.バスに乗ってから酔い止めを飲んでもよいですか?

酔ってから服用できる製品もありますが、すべての酔い止めに共通するわけではありません。製品説明書の服用時点、用法・用量をご確認ください。不明な場合は医師や薬剤師へご相談ください。

Q.子どもに大人用の酔い止めを飲ませてもよいですか?

対象年齢や用量は製品によって異なります。大人用を自己判断で服用させず、子どもの年齢に対応した製品の説明書を確認してください。持病や服用中の薬がある場合は、医師や薬剤師へ相談しましょう。子ども連れで利用する場合は、子どもと貸切バスを利用するときのポイントもあわせてご覧ください。

Q.バスで酔いにくい席はどこですか?

前方や中央付近など、揺れを比較的感じにくく、遠くの景色を見やすい席が候補になります。ただし、タイヤ位置、車種、道路状況、個人差によって感じ方は異なります。

Q.気持ち悪くなり吐いてしまった場合はどうすればよいですか?

走行中は席を立たず、周囲の方や添乗員などへ知らせてください。エチケット袋を使用し、処理方法は乗務員や運行会社の案内に従いましょう。すぐに停車できるとは限りません。

Q.乗車前に避けたほうがよい食事はありますか?

極端な空腹や満腹を避け、脂っこいものや刺激の強い食事、飲酒は控えると安心です。消化しやすいものを無理のない量で食べましょう。

Q.下車後も症状が治らない場合はどうすればよいですか?

静かな場所で休み、水分を少量ずつ取りながら様子を見ます。症状が長く続く、繰り返し嘔吐する、激しい頭痛や意識の異常がある場合などは、医療機関への相談をご検討ください。

まとめ

バス酔いしたときは、我慢せず周囲へ伝え、目を閉じるか遠くを見て、頭をできるだけ動かさずに休みましょう。衣服の締め付けを緩め、使用できる酔い止めやエチケット袋を準備することも大切です。

乗車前には睡眠と食事で体調を整え、製品説明書に従って薬を準備します。乗車中はスマホや読書を避け、無理のない姿勢でお過ごしください。症状が強い場合や下車後も長く続く場合は、医療機関への相談をご検討ください。

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