小型貸切バスの定員は何人?21〜25席の座席配置とマイクロバスとの違いを解説
小型観光バスの定員は、正座席21〜25名が目安です。補助席なしの車両が一般的です。
一方、見た目や車体サイズが似ているマイクロバスは、正座席20〜21名程度に補助席を備え、最大26〜27名程度まで乗れる車両があります。
小型観光バスとマイクロバスは、定員だけでなく、座席の座り心地やトランク、利用に向く距離も異なります。予約時は「小型バス」という呼び方だけで判断せず、正座席、補助席、荷物スペースを確認しましょう。
目次
小型貸切バスの定員早見表
まずは、小型観光バスの正座席・補助席・快適人数の目安を確認しましょう。実際の座席数は車両ごとに異なります。

写真提供:日野自動車株式会社
| 車種 | 正座席 | 補助席 | 最大人数の目安 | 長距離での考え方 | 荷物室 |
|---|---|---|---|---|---|
| ミニバス・コミューター | 10〜13席程度 | 車両により異なる | 10〜13名程度 | 座席や荷物スペースを確認する | 小さい、または設けていない場合がある |
| 小型観光バス | 21〜25席程度 | なしが一般的 | 21〜25名程度 | 正座席を基準に、数席の余裕を持つ | 片側式または貫通式トランク |
| マイクロバス | 20〜21席程度の車両が多い | 5〜7席程度を備える車両がある | 26〜27名程度の車両がある | 長距離は正座席数を基準にする | 床下トランクなしが一般的 |
| 中型観光バス | 27席程度 | なしが一般的 | 27名程度 | 全員が正座席を使い、足元にも余裕を取りやすい | 貫通式トランクを備える車両が多い |
最大人数は、車検証上の乗車定員や座席表により決まります。上記は車種を比較するための目安であり、実際の座席数は手配する車両によって異なります。
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小型観光バスの定員は21〜25名程度

小型観光バスは、正座席21〜25席程度の車両が中心です。観光向けのリクライニングシートや床下トランクを備えながら、小回りが利く点が特徴です。
以前の調査では「小型バス」という名称にマイクロバスが混在し、21〜28名や補助席込みの数字が含まれていました。本記事では、小型観光バスとマイクロバスを分け、正座席と補助席も分けてご案内しています。
- 小型観光バスは補助席なしが一般的
- すでに製造を終了しており、保有するバス会社が限られる
- 座席数やトランク形状が異なるため、見積り時に座席表を確認する
同じ小型観光バスでも、21席・24席・25席では座席間隔や空席の余裕が異なります。次に、定員別の代表的なレイアウトを確認します。
小型バスのレイアウト

21席タイプ
21席タイプは、通路を挟んで2席ずつを4列、最後部に5席を配置するレイアウトなどがあります。25席タイプより1列少ないため、座席間隔に余裕を持たせた車両があります。
補助席なしが一般的であり、21名を超える可能性がある場合は、24・25席タイプや中型バスも検討しましょう。
24席・サロン仕様
24席タイプには、最後部が4席の車両や、後部座席を回転させて向かい合わせにできるサロン仕様などがあります。ただし、すべての24席車がサロン対応ではありません。サロン利用時の座席数、テーブルの有無、走行中に使用できる状態を確認してください。
25席タイプ
25席タイプは、通路を挟んで2席ずつを5列、最後部に5席を配置するレイアウトが代表的です。定員いっぱいで利用すると、空席に手荷物を置く余裕がありません。
| 座席数 | 代表的な配列 | 特徴・注意点 |
|---|---|---|
| 25座席 | 通路を挟んで両側に2座席が5列あり、最後部に5座席。 | 定員利用では空席がなく、人数分の大型スーツケースは載らない可能性が高い。サロン付きの場合は後方1列を向かい合わせにできる車両がある。 |
| 21座席 | 通路を挟んで両側に2座席が4列あり、最後部に5座席 | 25座席タイプより座席が1列少ないため、座席間隔に余裕を持たせた車両がある |
定員いっぱいで利用すると手荷物を置く余裕が少なくなるため、座席表と荷物量をあわせて見ておきましょう。
小型観光バスとマイクロバスの定員を混同しない

小型観光バスは21〜25席程度で補助席なし、マイクロバスは正座席20〜21席程度に補助席を備える車両があるという違いがあります。
| 車種 | 全長 | 全幅 | 車高 | 乗車定員 |
|---|---|---|---|---|
| 小型観光バス | 約7.0m | 約2.3m | 約3.3m | 正座席21〜25名程度。補助席なしが一般的 |
| マイクロバス | 約7.0m | 約2.1m | 約2.8m | 正座席20〜21名程度。補助席込みで26〜27名程度の車両がある |
マイクロバスの補助席は、正座席より座面や背もたれが小さく、長時間の移動には向かないことがあります。また、床下トランクがない車両が一般的です。予約時は、車種名だけでなく「正座席何席・補助席何席か」を確認すると安心です。
小型バスで快適に乗れる人数
快適に乗れる人数に法律上の決まった数字はありません。移動時間、参加者の年齢、服装、荷物量などにより感じ方が変わります。
長距離移動や厚着の季節、高齢者・子ども連れ、スーツケースありの場合は、最大定員より2〜4席程度少ない人数を計画上の目安にすると、座席や手荷物に余裕を持ちやすくなります。
| 正座席数 | 最大人数 | 快適人数の計画目安 | 考え方 |
|---|---|---|---|
| 21席 | 21名 | 17〜19名程度 | 数席を手荷物や同行スタッフの調整に使いやすい |
| 24席 | 24名 | 20〜22名程度 | サロン利用の有無も含めてレイアウトを確認する |
| 25席 | 25名 | 21〜23名程度 | 満席を避けることで、長距離でもゆとりを取りやすい |
上記は乗車定員ではなく、計画を立てるための目安です。短距離送迎で荷物が少ない場合は定員に近い人数でも利用しやすい一方、長距離・高速道路の利用では全員が正座席に座れることを前提にしましょう。
人数別のおすすめ車種
最大定員だけでなく、移動距離と荷物量を合わせて候補車種を選びます。人数別の目安は以下のとおりです。
| 乗車人数・条件 | 候補となる車種 | 選び方のポイント |
|---|---|---|
| 10〜13名 | ミニバス、コミューター、マイクロバス | 荷物が多い場合は、後部荷物スペースや空席数を確認する |
| 15〜20名 | マイクロバス、小型観光バス | 短距離送迎ならマイクロ、長距離や観光なら小型観光バスを比較する |
| 21〜25名 | 小型観光バス、中型観光バス | 小型は正座席数を確認し、荷物がある場合は中型も検討する |
| 26〜27名 | 中型観光バス。短距離では補助席込みのマイクロバスも候補 | 長距離は補助席を避け、中型バスを優先する |
| 人数分の大型スーツケースがある | 中型観光バス以上 | 人数だけでなく、トランク容量を基準に選ぶ |
20名前後でも長距離移動や大型スーツケースがある場合は、小型バスだけでなく中型バスも見積り候補に入れましょう。
小型バスを選ぶ際は荷物量も確認する
小型観光バスのトランクは、片側式や貫通式など車両によって異なります。片側式など容量が限られる車両では90Lスーツケース約4個、貫通式の実測例では大型スーツケース約10個です。
定員が21〜25名でも、人数分の大型スーツケースを積めるとは限りません。荷物の個数・容量・3辺寸法、ゴルフバッグやベビーカーなどの特殊荷物を事前に伝えてください。
バスだけのレンタルはできる?
運転手なしで借りられる車両や必要な免許は、車種とレンタカー会社の取扱条件によって異なります。一方、貸切バス会社へ依頼する場合は、原則として運転手付きの車両を手配します。
小型バスは車体が大きく、通行できる道路や駐車場にも条件があります。安全面と行程管理を考え、貸切利用ではプロの運転手に任せるのが安心です。
小型バスを持っているバス会社は少ない
現在、小型観光バスの製造は終了しており、取り扱う会社が限られます。代表的な車両には以下があります。
- 日野自動車「メルファ7」
- 三菱ふそう「エアロミディMJ」
- 日産ディーゼル工業(現UDトラックス)「スペースランナー7」
希望する座席数やトランク形状まで指定すると候補がさらに限られるため、日程が決まり次第、早めに相談しましょう。
小型バスにおすすめのシーン
小型観光バスは、15〜23名程度で長距離の観光や旅行をする場合に利用しやすい車種です。短距離送迎ならマイクロバス、荷物が多い場合や25名を超える場合は中型バスも比較しましょう。

- 合宿
- 社員旅行
- 遠足
- 結婚式の送迎
小型貸切バスの定員に関するよくある質問
定員、補助席、子どもの座席、人数変更など、予約前によく寄せられる質問に回答します。
Q.何名から利用できますか?
1名からでも貸し切れる場合があります。
定員以内であれば、少人数でも貸切できる場合があります。貸切バスは基本的に1台単位で料金が決まるため、人数が少なくても1台分の料金が必要です。
Q.運転手は定員に含まれますか?
乗客用の定員には含めていません。
本記事の21〜25名という数字は、乗客が使用する座席数の目安です。添乗員やバスガイドが同乗する場合は乗客用座席を使用するため、その席も含めて計画しましょう。
Q.小型観光バスに補助席はありますか?
補助席なしが一般的です。マイクロバスには補助席を備える車両がありますが、小型観光バスと同じ条件ではありません。使用予定車両の座席表で確認してください。
Q.トイレ付きの小型バスは手配できますか?
基本的に手配は難しい傾向があります。
トイレ付き車両を希望する場合は、対応できる車種と料金、休憩計画をバス会社へ確認してください。
Q.子ども・幼児の定員はどのように考えますか?
年齢によって定員の数え方が異なる場合があり、座席ベルトやチャイルドシートの対応も車両によって異なります。子ども・幼児それぞれの年齢と人数を伝えて確認してください。
Q.定員ぎりぎりでも長距離移動できますか?
乗車定員内であれば利用できますが、満席では手荷物を置く余裕がなく、移動時間が長いほど窮屈に感じやすくなります。長距離・高速道路の利用では全員が正座席に座り、できれば数席の余裕を持たせましょう。
Q.予約後に人数が増えた場合はどうなりますか?
正座席数を超える場合は、より座席数の多い小型バスや中型バスへの変更、または車両の追加が必要です。人数の変更が分かった時点ですぐに相談してください。
まとめ
小型観光バスの定員は、正座席21〜25名が目安で、補助席なしの車両が一般的です。マイクロバスは正座席20〜21名程度に補助席を備える車両があり、最大人数だけを見ると小型観光バスより多く乗れる場合があります。
長距離移動では全員が正座席に座れることを前提にし、高齢者・子ども連れ、厚着、スーツケースありの場合は数席の余裕を持たせると安心です。人数だけでなく、座席表、補助席、トランクを確認し、利用目的に合った車種を選びましょう。
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